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皆さん映画は好きですか?
コロナ禍の影響で、Amazonプライムビデオなどの、動画サービスで映画を見る人が増えたと思います。
そのAmazonプライムビデオに、最近追加された映画「市子」をご存知でしょうか?
日本アカデミー作品賞の候補だった作品です。
主演の杉咲花さんの演技力に、引き込まれる映画でした。
ストーリー
恋人にプロポーズされた市子が、翌日に謎の失踪をします。
その後恋人が警察に失踪届を提出して、物語が始まります。
そこから回想シーンの連続で、市子の半生が少しずつ分かってきます。
サスペンスなので仕方ないのでしょうが、回想シーンと現在が高頻度で変わるので混乱しました。
そこでこれから見る人や、見たけどイマイチ分からなかった人の役に立てばと思い、時系列をまとめました。
ここから一気にネタバレになります。
- 市子は戸籍がない
- 市子には妹の月子がいた
- 月子には戸籍があった
- 月子は難病である、筋ジストロフィーだった
- 市子は月子の酸素マスクを、故意に外して殺害する
- 母親は市子に「ありがとう」と言う
- 父親が月子を山に埋める
- 市子は月子の戸籍を使い生活する
- 高校生の時に、父親から性的虐待をされそうになり殺害する
- それを見ていたストーカーの男子が、市子への歪んだ愛で、隠蔽に協力する
ここまでが、過去の回想シーンです
- 恋人が失踪届を出したことにより、妹の殺害の容疑で警察から追われる
- 自殺志願者の女性、冬子を掲示板で募集する
- 冬子とストーカーの男子を、市子が待つ港に車で来るように指示する
- 心中に見せかけるために、2人に車ごと海へ突っ込んでもらう
- 鼻歌を歌う市子が登場し、そのまま映画が終了する
終わり方が微妙
この映画を見て思ったのが、終わり方がスッキリしないことです。
鼻歌を歌いながら、どこかの坂を登って行く途中で、エンドロールになります。
警察に捕まって終わりや、恋人と再会して生活をするなどの、終わり方をしませんでした。
市子は人を殺めていながら、他人の戸籍を使って、世間に溶け込んで終わりということでしょうか。
まとめ
この作品は、意見が分かれる映画だと思います。
自分が自由に生きるために、4人の命を奪った罪深い人間だと感じる人もいるでしょう。
元はと言えば、市子を無戸籍で育てることを決めた、母親が悪いと思う人もいるでしょう。
母親が無戸籍で育てざるを得なかった、その環境が悪いと思う人もいるでしょう。
いずれにせよ、考えさせられる深い映画でした。
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